今冬の県内は平年より降雪量が極端に少なく、気温が高い暖冬となっている。25日時点の累積降雪量は盛岡以南を中心に平年の半分程度で、盛岡ではまだ最高気温が氷点下の真冬日がない。雪不足でスキー場のオープンやワカサギ釣りの解禁が遅れ、除雪用品の売り上げも例年の半分程度。一方、県南のゴルフ場は客足が伸び、明暗が分かれている。仙台管区気象台によると、暖冬傾向は続く見込みで、住民やレジャー関係者を困惑させている。

 豪雪地帯の西和賀町の冬景色に異変が起きている。町営湯田スキー場の26日の積雪は約30センチ。ゲレンデは地面が見える場所もあり、オープンできずにいる。この時季の例年の積雪2メートルを大きく下回る状況だ。

 一方、暖冬の恩恵を受けるのがゴルフ業界だ。1月の営業が例年7日ほどという一関市花泉町の南岩手カントリークラブ(岩本盛広支配人)は今年、約20日を確保。利用者は昨年の2倍に上り、岩本支配人(68)は「多くの方に来てもらいありがたい」と喜ぶ。