釜石高の生徒有志は25日、東日本大震災の伝承グループ「夢団(ゆめだん)~未来へつなげるONE TEAM~」を結成した。同校の生徒たちは、昨年釜石市で開かれたラグビーワールドカップ(W杯)などを通じ、内外に震災の記憶を発信してきた。大会後もスクラムを組み、教訓というボールを次代につなごうと「ワン・チーム」で走りだした。

 設立メンバーは1、2年生を中心とする31人。同日は釜石市甲子町の同校で決起集会を開き、12人が参加。「備える」「作る」「伝える」「つながる」の四つの視点を基に活動していこうと確認した。「子どもにも分かりやすい紙芝居を作って語り継ぎたい」「地元食材を生かした防災食を開発しては」など活発に意見を交わした。