県は25日、津波対策で宮古市藤原地区に整備している閉伊川水門(延長164・4メートル、高さ39・5メートル)工事の住民説明会を開いた。当初2015年度としていた完成時期は延長を重ね、26年度にずれこむ見通し。住民からは「時間がかかり過ぎだ」「計画に無理があった」と批判が相次いだ。

 同市臨港通のシートピアなあどで開かれ、市民ら36人が参加した。県宮古土木センターの職員が軟弱地盤に伴う工法変更、16年の台風10号の影響など遅延理由を説明。住民は見通しの甘さを指摘し、多発する風水害などで、さらに遅れる可能性もあるのではと不安を募らせた。