県の2020年度一般会計当初予算案の知事査定は24日終了し、総額は19年度当初と同規模の9300億円程度となった。いわて県民計画(19~28年度)施行後、初の編成で、東日本大震災や台風被害からの復興を最優先に、県民の幸福度向上につながる施策を盛り込む。達増知事は「復興幸福希望予算」と名付けた。

 内訳は、震災対応分が2600億円程度。復興事業が進み、19年度当初より約100億円少ない。これ以外の通常分は、数十億円増の6700億円程度となる。

 震災復興では、仮設住宅での生活の長期化を踏まえ、被災者の心のケアやコミュニティー形成支援に継続して取り組む。「復興五輪」を理念とする東京五輪・パラリンピックを通じて、復興の発信や教訓伝承に一層力を入れる。