【米コロラド州アスペンで運動部・小田野純一】世界のトッププロが集結する賞金大会の冬季Xゲームは23日、米コロラド州アスペンで開幕し、スノーボード・ビッグエアの女子で岩渕麗楽(れいら)(バートン、一関学院高3年)が3位に入った。

 女子ビッグエアの岩渕はトップ選手しか出場できないXゲームで人生初の大技に成功。近年の本県アスリートの活躍を象徴するような強心臓ぶりを土壇場で発揮した。

 1回目に右回りのバックサイドダブルコーク1080を決めた。上位を狙うには左回りのスピン技が必要。3回目からは練習でも成功していないフロントサイドダブルコーク1080に挑んだが、着地時に左腕を負傷。4回目も同じ技を失敗した。

 「なかなか出られる大会ではない。チャンスを無駄にしたくなかった」。残り2分半、最後の挑戦。勢いよく飛び出し、縦2回転、横3回転の美しい空中技を繰り出した。地面すれすれで体をひねり切って着地すると、両手を挙げてとびきりの笑顔を見せた。