平泉町の毛越寺(藤里明久貫主)は20日、伝統の二十日夜祭(はつかやさい)を行った。たいまつの明かりを先頭に同寺常行堂(じょうぎょうどう)まで練り歩く献膳行列や、国重要無形民俗文化財「延年舞」などが催され、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。

 二十日夜祭は常行堂にまつられる作物の神「摩多羅神(またらじん)」の祭礼。地元の男女約350人による献膳行列はJR平泉駅を出発し、境内に入ると、このうち下帯姿の男衆約40人が掛け声とともに燃えさかるたいまつをぶつけ合った。常行堂前では蘇民袋の奪い合いも繰り広げられた。