岩手医大付属病院の矢巾町移転に伴い、盛岡市の県立中央病院(宮田剛院長)では患者数が急増している。2019年度の年末年始の救急利用は1日平均103・3人で、前年度に比べ20・5%増えた。人手が限られる現場の負担は重く、救急車の受け入れや高度医療の機能が圧迫されている。

 年末年始の1日平均の救急患者数は15年度以降85・7~95・3人で推移していたが、本年度は100人を突破した。1日平均入院数も前年度比25%増の20人となった。昨年9月の岩手医大付属病院の移転後、県立中央は救急、外来ともに増加傾向。特に土曜日の新規患者や救急来院が増えており、付属病院から多くの患者が回ってきたとみられる。