県交通(盛岡市、本田一彦会長)は2021年春、路線バスにSuica(スイカ)機能を持つICカード乗車券を導入する方針だ。JR東日本と16日、サービス提供に合意した。同様の取り組みは全国2例目。キャッシュレス乗車で便利になり、鉄道系カードと相互利用できるため、出張時や観光客の利用を促す。

 JR東のシステムを用い、鉄道利用や電子マネーなどスイカ機能を持つ。バスは定期や一日乗車券にも対応する。スイカに加え、スイカと連動するPASMO(パスモ)など9種のカード、モバイル決済サービスとの相互利用も可能。盛岡市内路線や、空港がある花巻と盛岡を結ぶ便など数十台に導入し、順次広げる。

 県北バスも、21年度の導入を目指してJR東と協議中。県交通にサービスの共通化を申し入れている。