8日投開票が行われた知事選は投票率53・46%となり、直近で選挙戦となった2011年より6・46ポイント下げ、過去最低を更新した。知事選の投票率は同日投開票の県議選と連動する傾向がある。今回の県議選は全16選挙区中、戦後最多の8選挙区が無投票となり、地域によって盛り上がりを欠いた。東日本大震災直後の11年選挙に比べると復興が主な争点にならなかったことも、沿岸部を含め多くの自治体で投票率の低下を招く原因となった。

 投票率が50%を割ったのは二戸市(41・81%)、軽米町(42・17%)、九戸村(47・44%)など全33市町村のうち13市町村に上った。下げ幅は前回11年比20・12ポイント減の一戸町が最大で12市町が2桁の減少となった。前回より上がったのは紫波、矢巾、金ケ崎の3町だけだった。

 県議選は人口規模の大きい滝沢や宮古に加え遠野、陸前高田、釜石、二戸、八幡平、九戸の8選挙区が無投票だった。無投票選挙区数は、1991年の7選挙区を超え戦後最多。立候補者数も62人と、戦後最少だった前回15年の63人を下回った。住民により身近な県議選の無投票選挙区の多さが知事選投票率の低下要因になったとみられる。