ヤクルトの畠山和洋内野手(36)=専大北上高=が8日、今季限りでの現役引退を決意した。長打力と勝負強さが魅力の和製大砲は19年間ヤクルト一筋でプレー。2015年には4番打者としてリーグ優勝に貢献した。近年はけがに泣かされたが、プロ人生は「幸せだった」。後悔なく背番号33のユニホームを脱ぐ。

 同日は宮城県石巻市で行われた楽天との2軍戦に代打で出場し、申告敬遠で出塁した。試合後、岩手日報社の取材に対し「体がきつかった。正直、この状態で野球を続けることのほうがつらい」と引退を決断した理由を語った。今季は下半身のコンディション不良に悩まされ、ここまで1軍での出場はなかった。

 畠山は花巻市出身。湯口中から専大北上高に進み、1年時から活躍した。甲子園は2度出場。高校通算62本塁打の長打力を買われ、00年のドラフト5位指名で入団した。

 15年に通算100本塁打に到達し、県人初の打点王を獲得した。通算1105試合に出場して打率2割6分5厘、128本塁打、567打点。12、15年には一塁手としてゴールデングラブ賞にも選ばれた。