大船渡市赤崎町の災害公営住宅 松木 和枝さん(91)

 津波で家は流された。かばん一つで逃げて避難所生活はつらかった。6年ほど暮らした仮設住宅団地はバス停が近くて便利だったが、今は三陸鉄道の駅まで遠くて、買い物や病院へ行くのに不便と感じる。震災後、赤崎には神戸大の学生がボランティアで来てくれてありがたい。地元の赤崎復興市に野菜などを出して売るのが今の楽しみだ。