リサイクル古着店「ドンドンダウン オン ウエンズデイ」を展開するドンドンアップ(盛岡市、岡本昭史代表取締役)はカンボジアの観光地シェムリアップに新店舗をオープンした。高品質な日本の古着は発展途上国で需要が高い。同社の海外店舗は同国が唯一で10店舗目。同国の他地域でさらに10店舗の出店を計画し、東南アジアの他国への出店も視野に店舗展開に本腰を入れる。

 シェムリアップには8月25日出店。店舗は鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積約300平方メートル。衣類のほか、靴やバッグ、アクセサリーなど約3千点を販売している。フランチャイズ加盟した法人が運営し、同社の現地スタッフが店舗づくりをサポートする。同社は2014年から、首都プノンペンに9店舗を出店。今回出店したシェムリアップは伝統的な露店が多く残る地方都市で、大型ショッピングセンターなどの都市開発が進む首都に比べ、ブランド品の供給は少なく、同社商品は現地の人に目新しく映る。

 同社は週ごとに値下がりする販売システムを採用。高品質と評される日本規格の古着を手頃価格で購入できる魅力は大きい。装飾にこだわった店内、押し売りしない接客姿勢も同国の伝統的な小売りスタイルと一線を画し、現地の人を引きつける要因となっている。

 同社の浅沼雄紀・広報担当は「(シェムリアップの初店舗は)初日から好評が多く寄せられた。地方都市での需要は高い」とさらなる海外展開を描く。