陸前高田市は4日、大雨被害に見舞われた佐賀県武雄(たけお)市に職員3人を派遣する。武雄市は東日本大震災後に3年間、陸前高田市へ応援職員を派遣。両市は産業まつりに相互出店するなど交流は今も続く。職員は「恩返し」を誓い、被害調査などの活動に従事する。

 派遣されるのはスポーツ交流推進室長補佐の小泉剛志さん(36)と税務課資産税係長の畠山拓也さん(39)、統導者を務める防災課長の中村吉雄さん(47)。3日夕に市役所前で出発式を行い、戸羽太市長は「全市民の気持ちを伝え、職務に当たってほしい」と激励した。

 3人は4日に出発し、5日から現地で活動。小泉さんと畠山さんは10日まで被害調査、罹災(りさい)証明書の発行業務などに従事する。中村さんは業務の調整やニーズ把握を進める。

 同市は2012~14年度に陸前高田市へ応援職員3人を派遣。武雄市職員と交流を続ける小泉さんは「できることを全力で頑張る」と意気込む。