岩泉町岩泉の泉金酒造(八重樫義一郎社長)は2日、同町の龍泉洞で約4カ月間熟成させた日本酒を搬出した。温度変化が少ない「天然の貯蔵庫」龍泉洞ならではの製法。今年で5年目の取り組みで、まろやかな味わいが楽しめる「龍泉洞貯蔵酒秋あがり」は9月中旬から販売開始予定。

 龍泉洞トンネルの約230メートル内部で、従業員約10人が貯蔵庫に横たわる日本酒を丁寧に取り出し、5月に熟成を開始した龍泉八重桜・純米吟醸酒2740本を搬出した。

 洞内は紫外線の心配がなく、年間を通して10度前後の温度が保たれている。安定した温度で熟成された日本酒は、口当たりがよくまろやかな味わいになり、さまざまな食べ物に合う食中酒となる。

 720ミリリットルが1500円(税抜き)、1・8リットルが3千円(同)。9月中旬から岩泉町や宮古市、盛岡市の小売店、道の駅いわいずみなどで販売を始める。