県歯科医師会(佐藤保会長)は1日、盛岡市盛岡駅西通の県歯科医師会館で、歯科衛生士養成学校の学生を対象にした就職ガイダンスを初開催した。歯科衛生士は慢性的な人手不足で、岩手にとどまり地域のため働く魅力を若者に伝えた。

 岩手、北海道、青森、宮城の4道県から学生33人が参加。県内42の歯科医院のブースを巡り、採用している治療法や待遇、福利厚生などについて聞いた。

 岩手医大医療専門学校3年の橋本桃花さん(21)は「詳しい説明をいただきイメージが湧いた。長く勤める場なので、待遇だけでなく人間関係や雰囲気も重視したい。安心して働ける地元で就職できたらいい」と理解を深めた。

 歯科衛生士は全国的に人手不足にあり、本県の学生に対する実質的な求人倍率は20倍を超すレベルにある。県内就職を検討する学生も多いが、近年は首都圏や仙台の医療機関が獲得攻勢を強めている。