ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会第6日は25日、釜石市の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで1次リーグD組の1試合が行われ、ウルグアイがフィジーに30-27(前半24-12)で競り勝った。両チームのフィフティーンが世界レベルの熱戦を展開。会場を埋めた観客1万4025人は大きな声援を送り、東日本大震災からの復興に進む本県の姿を国内外に力強く発信した。

 世界ランキング19位のウルグアイは前半、3トライなどでリードを奪い、後半も踏ん張って2003年大会以来のW杯3勝目を挙げた。同10位のフィジーは細かいミスが目立って流れをつかめず、2連敗となった。

 同スタジアムは震災津波の被災地で唯一の開催地となり、全壊した釜石東中、鵜住居小の跡地に建設された。W杯開催は震災直後から寄せられてきた物心両面の支援に感謝を伝える大きな意味もある。キックオフ前には犠牲者へ黙とうをささげた。

 同スタジアムでは10月13日、1次リーグB組のナミビア-カナダも行われる。