西武12-4ロッテ

 西武打線が序盤から爆発し、マジック2から一気に優勝を決めた。富士大コンビは山川穂高が43号本塁打を放ち、外崎修汰は2安打2四球とチャンスメーク。2人が火付け役となって総力戦で臨んだロッテを圧倒した。

 八回裏、2位ソフトバンクが敗れる一報が入り、満員の敵地千葉でも西武ファンの歓声が鳴り止まない。九回、増田が最後の打者を三振に抑えると、マウンド上に歓喜の輪が広がった。

2回西武1死一、二塁、栗山の適時打で2走外崎修汰が生還。1-0と先制する=ZOZOマリンスタジアム

 猛攻は外崎から始まった。二回1死、左前打で出塁すると、2球目にすぐさま盗塁し、得点機をつくる。山川がはやる気持ちを抑えて球を見極め四球で好機を広げると、死球を挟んで3連打。生還してベンチに戻り、山川は「よっしゃあ」と叫び、普段は物静かな外崎は何度も拳を振って喜びをあらわにした。

 富士大コンビの強打は止まらない。3位浮上を狙うロッテは2番手にベテラン涌井を投入し、三回の先頭は外崎。直球を続けられた後の変化球に左手一本で反応し、しぶとく中前に運ぶと、続く山川は力と力のぶつかり合い。全球直球の4球目、高めの144キロを完璧に捉え、早々と大勢を決するアーチをかけた。負けられない一戦で結果を残すのが主砲山川のすごさ。外崎と本塁打後の「どすこいポーズ」で観衆と笑顔を見せた。

(小田野)