今度は私たちが助ける番だ-。宮古市の河南中(沼田弘二校長、生徒208人)は台風15号で被災した千葉県に義援金を送る募金活動を始めた。東日本大震災後の全国からの支援に恩返しをしたいと生徒有志が立ち上がり、22日は街頭で呼び掛け。大規模停電からの復旧が続く被災地に思いを寄せている。

 街頭募金活動は、生徒有志6人が手作りのビラで全校生徒に呼び掛け、賛同した1~3年生の計37人が参加。市内2カ所に分かれ、同市小山田のいわて生協マリンコープDORAでは、募金箱や募金を呼び掛ける看板を持ち、買い物客に「募金お願いします」と元気よく声を上げた。

 千葉県では台風15号による強風で送電網が破壊され、大規模停電が発生。いまだに停電が続く地域もあり、復旧は道半ばだ。千葉県や千葉市によると、全公立学校の4割に当たる548校が校舎の損壊などの被害を受けた。

 活動を呼び掛けた有志の一人、白間鈴さん(3年)は「震災では全国から助けてもらった。千葉では困っている人がたくさんいると思うので少しでも助けになればうれしい」と支援の広がりを願った。