盛岡市中心部で23日に開催する無料大型音楽イベント、いしがきミュージックフェスティバル(同実行委主催)に、本県関係のゲストアーティストが9組出演する。同フェスは毎年、音楽界の第一線を走る存在をゲストとして招待。本県出身者や同市のライブハウスで育ったバンドも近年5~10組ほどが出演し、13回目の今回は34組のゲストの4分の1を占めた。若者が夢を抱くきっかけとして定着したステージで躍動する。

 本県関係の9組は主会場の岩手公園などで演奏。注目は、初出演で住田町出身のベース佐藤健一郎さん(27)が所属する4人組ロックバンドteto(テト)で、岩手公園の盛岡城AZUMAYA(あずまや)ステージに立つ。テトは結成3年ながら単独公演は完売が続いており、国内最大級のロックフェスにも出演した。

 東京都の3人組YUMEGIWA GIRL FRIEND(ユメギワガールフレンド)のボーカルギター鷹觜(たかのはし)力哉さん(25)=盛岡市出身=は、MOSSビル前のステージに出演する。

 鷹觜さんは9年前のいしがきフェスで見た迫力あるステージに心を揺さぶられ、バンドを始めた。生まれ育ったまちで音楽に出会い「いつか音楽で岩手に恩返しがしたい」と思い続けてきた鷹觜さんは「岩手の景色から生まれた曲を、生まれたまちで演奏できることがうれしい。ぜひ聞いてほしい」と意気込む。