陸前高田市議会は20日、改選後初の臨時会を開き、正副議長選を行った。議長選は2氏が得票同数となり、くじ引きで福田利喜氏(61)=創生会=が当選。異例の接戦に終わった市長選の余波で、緊迫極まる展開となった。

 議長選は全18人による単記無記名投票で実施。福田氏と及川修一氏(63)=無所属=がともに9票を得た。このため、本人同士のくじ引きで当選者を決めた。

 福田氏に投票したのは創生会3人と碧(あお)い風5人、無所属大坂俊氏。及川氏に投票したのは本人と共産3人、新志会、とうほく未来創生各2人、無所属中野貴徳氏。

 碧い風は市長選で新人候補(落選)を支援した有志がつくる政治団体「改革たかた」(伊東紘一代表)の系列会派。福田氏も新人側に回った。反対に、及川氏への投票者の半数以上は戸羽太市長を支援し、構図が議長選にも持ち込まれた形だ。