岩手医大(小川彰理事長)は21日、盛岡市の中心部にある付属病院の移転に伴い、入院患者を約10キロ離れた隣町の矢巾町の新病院に搬送する作業を始めた。国道4号、46号で救急車や自衛隊車両などがピストン輸送し、重症者57人を含む114人を半日で転院させる予定。

 大学によると、医師や看護師、救急隊員ら計約1200人が従事し、車両53台を用いる異例の大規模搬送という。

 現病院は老朽化が進み、手狭さが問題となっていた。24日からは外来中心の「内丸メディカルセンター」となり診療を開始する。7月に完成した新病院は高度医療を提供する特定機能病院で約千床を備える。