盛岡市は11月、台湾の花蓮(かれん)市と友好交流協定を結ぶ。2002年に盛岡秋まつりの山車を花蓮へ派遣してから交流が始まり、定期的に相互訪問。盛岡市の外国人観光客数の半数は台湾からで、昨年就航した花巻-台湾間の国際定期便も追い風になっている。友好都市として明確に位置付けることで、同市はさらなる盛岡広域への誘客や産業などへの波及を期待する。

 台湾東部の花蓮市は、人口約10万3千人。11月下旬の盛岡山車の花蓮派遣に合わせて谷藤裕明盛岡市長が訪問し花蓮市長と署名を交わす予定。市議会10月定例会に関連議案を提案する。

 盛岡市によると、02年に花蓮県の招待を受け、盛岡市と盛岡山車推進会が初めて花蓮市に山車1台を派遣。07、16年にも100人以上が訪問して運行した。花蓮側も盛岡秋まつりなどを訪れている。東日本大震災では台湾から多額の義援金が寄せられ、台湾で地震が起きたときは盛岡市議会や同会などが支援した。