久慈市の久慈秋まつり(実行委主催)は19日、同市中町のやませ土風館で前夜祭を開き、4日間の祭典が幕を開けた。市民手作りの豪華な山車が市内を練り歩き、2016年台風10号豪雨から復興へ歩むまちを熱くする。

 午後6時、山車8台とみこし4台が集結。高さ10メートル超の山車が闇夜にライトアップされた。音頭上げや太鼓のおはやしも会場を盛り上げた。久慈高3年の伊藤一馬さんは「毎年楽しみにしている。山車の色合いや人形がとてもかっこいい」と目を輝かせた。

 まつりは県北最大級の催しで、例年約10万人が訪れる。16年は豪雨災害で約50年ぶりの全面中止となったが、翌年再開を果たした。20、22の両日は山車とみこしの運行、21日は市内16団体の郷土芸能パレードが行われる。