【韓国・機張(キジャン)で運動部・小田野純一】日本が誇る両エースの登板が近づいてきた。右手中指にまめができていた佐々木朗希(大船渡3年)はテーピングを外して約40球のキャッチボール。夏の甲子園で準優勝した奥川恭伸(石川・星稜3年)も力強い球を披露した。強豪との対戦が続く2次リーグ以降の登板が見込まれる。

 韓国の試合後で大勢の観客が残る中、2人がそれぞれキャッチボールを始めた。前日まで軽めの投球だった佐々木の指にテーピングはない。時折左脚を高く上げ、指に負担がかかるスライダーも数球試した。

 初の世界一を目指す日本にとって両エースの投球は必要不可欠だ。1次リーグからマウンドに上がる可能性もあったが、ダッシュやランニングなどの別メニューで調整を進めてきた。あえて疲労を残して調子をいったん落とし、5日から始まる2次リーグ以降に照準を合わせた模様だ。

 これまで日本は1次リーグで全勝しながら2次以降で敗退することが多かった。たとえ1次で1敗しても、2次以降で全勝すれば優勝できる。重要な試合を見据えて二枚看板を残して勝ち進めば、日本の初優勝が見えてくる。