県は17日、陸前高田市気仙町の高田松原津波復興祈念公園内に整備した東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル」の報道関係者向け内覧会を開いた。展示テーマは「命を守り、海と大地と共に生きる」。写真や映像を通じて震災の被害を伝え、命を守るための教訓を発信する。併設する道の駅高田松原と共に22日に開館する。

 ▽歴史をひもとく▽事実を知る▽教訓を学ぶ▽復興を共に進める-の四つのゾーンで構成し、遺物など約150点を展示。津波に押し流された田野畑村消防団の車両や、流失した陸前高田市の気仙大橋の橋桁は大津波の脅威を物語る。

 「発災からの記憶」と題したコーナーでは津波襲来から捜索活動、長引く避難生活、復興への動きを時系列に沿って紹介する。小中学校の「命を守った行動」や津波襲来時の沿岸12市町村の映像のほか、被災者の証言も公開する。

 伝承館は22日午後1時半から一般開放。23日以降の開館は午前9時~午後5時で、休館日は12月29日~1月3日。入館無料。問い合わせは伝承館(0192・47・4455)へ。