釜石市鵜住居(うのすまい)町の釜石東中(米慎司校長、生徒98人)と鵜住居小(中軽米利夫校長、児童158人)の児童生徒は17日、合同総合防災訓練を行った。地震と津波発生を想定した率先避難に加え、釜石東中の生徒は避難所運営を体験。地域の防災の担い手としての自覚を高めた。

 震度6強の地震が起こり、10メートル以上の大津波警報が発令された想定で実施。児童生徒はそれぞれ敷地内の高い場所に避難した後、生徒は避難者役の児童や地元の介護老人福祉施設の利用者ら約80人を釜石東中の体育館に誘導した。

 今月25日と10月13日には地元の釜石鵜住居復興スタジアムでラグビーワールドカップ(W杯)の試合が行われ、国内外から多くの来訪者を出迎える。釜石東中3年の小林結愛(ゆあ)さんは「たくさんの人が同時に来ると誘導は難しかったが、協力して動けた。万が一の災害時には経験を生かし、気遣いを忘れず率先して動きたい」と意識を高めた。