大槌町の三枚堂地区と大ケ口地区を結ぶ新大槌トンネルは29日に開通する。両地区の移動が約15分短縮され、大槌病院や三陸道大槌インターチェンジへのアクセスが向上する。16日は現地で見学会が開かれ、住民が利便性を実感した。

 両地区の住民ら約50人が参加した。町の担当職員がトンネル内に設置した非常電話の操作方法を説明したほか、道路が緩やかなカーブになり制限速度は40キロとなることを紹介。参加者は説明に耳を傾けながら延長1035メートルを往復した。

 同町大ケ口の佐々木やよえさん(66)は「三枚堂地区にいる親戚との行き来が便利になる」と喜ぶ。災害時に東日本大震災の津波浸水域を通らずに移動できるようになり「災害時の移動も迅速になることはいいことだ」と語った。