盛岡市津志田の見前中(菅井雅之校長、生徒545人)の3年生は14日、社会の課題発見・解決に向けて、新聞を活用した授業を同校で行った。生徒たちは岩手日報の記事を教材に、身近な地域の課題について考えた。

 電通第1CRプランニング局HRMディレクターの野沢友宏さん(46)が講師を務めた。電通が広告代理店の枠を超え、顧客が抱える課題解決に向けて多岐にわたる業務を手掛けていることを説明。「地元紙を読むことで地域の課題を知ることができる。解決方法を自分たちで考えてみよう」と呼び掛けた。

 生徒たちは▽地域活性化▽ダイバーシティ(多様性)▽少子高齢化―に関連する記事を読み、「検討シート」に原因分析や課題の本質、解決方法のアイデアを記入した。10人前後に分かれて意見交換し、各グループの代表者が課題解決のアイデアを発表した。

 新聞委員会委員長の畠山千陽(ちはる)さんは「新聞を読むと考える力がつくのが分かった。自分たちが住む地域に目を向けるきっかけにもなった」と充実した表情だった。