【米シアトルで本紙特派員・斎藤孟】マリナーズの半袖の左腕には、シアトルの秋風が一層冷たく感じたことだろう。2本塁打を含む10安打を浴び、5失点で10敗目。限定1イニング登板を除くと今季最短の2回1/3、打者16人で降板した菊池雄星は「追い込んでからのところで決め切れなかった」と肩を落とした。

 初回は簡単に2死を奪うも、アブレイユに追い込んでから左翼席にソロを打たれた。二回は先頭を出したが、けん制で2アウト目を奪った(記録は盗塁死)。3―1とリードしており、この回を3人で片付ければ主導権を握れたはずだった。

 けん制で刺した時点で2ストライク。優位なカウントで仕留められず、6球目のスライダーを左前に運ばれ、さらに連打で1点を失った。