国土交通省港湾局は14日、釜石市魚河岸の魚河岸テラスを港のにぎわい拠点となる「みなとオアシス」に登録する。県内の登録は久慈、宮古、大船渡の3市に続き4例目。地元は「海、魚のまち釜石」の魅力を発信する施設の活用や、祭り、朝市など多彩な催しで、港湾を生かした観光振興に弾みがつくと期待している。同日、現地で登録証授与式を行う。

 みなとオアシスは、地域振興の取り組みを継続する施設を登録し、港を核としたまちづくりを促進する制度。魚河岸テラスは釜石湾の景色を一望し、地元食材を使った食事が味わえる。釜石港では、同市の秋の風物詩となっている釜石まつりの呼び物曳(ひ)き船まつりなども開催され、釜石の魅力を五感で楽しめる。

 同市は5月、釜石湾の周辺施設を活用した地域振興を考える懇談会で「みなとオアシス」の認定を目指す方針を説明。今後は魚河岸テラスを活用した料理勉強会や企業向けレクリエーションなどの催しも展開し、11月には市内の漁協と連携した朝市も実施する。