【米アナハイムで本紙特派員・斎藤孟】これも世界一の選手を目指す大谷翔平(花巻東高)への試練なのだろうか。12日、エンゼルスは大谷が左膝蓋骨の手術を受けると発表した。手術は3年連続。背番号17がどのように困難を乗り越えていくのか見守りたい。

 「自分のスイングができていない」。不調に陥った後半戦。体の調子が悪いのではと感じたが、ここ数試合は長打も出て復調傾向だったので、手術の一報には驚いた。10日でプレーオフ進出の可能性が消滅したとはいえ、レギュラーシーズン15試合を残しての離脱は悔しいだろう。

 昨年、右肘にメスを入れたのは「100パーセント」の投手大谷として復活するためだ。今回の判断も同じだろう。左膝は走塁や打撃には影響がなかったが、投球で強度を上げると痛みが出た。投球時の軸足に違和感があっては160キロ近い速球は投げられない。大谷の代名詞である「二刀流」を進化させて復活させるための決断と感じた。