盛岡市中心部を流れる中津川で13日、サケの遡上(そじょう)が確認された。同市浅岸の浅岸橋上流では、長旅を終えた体長60センチほどの雄ザケが、澄んだ水の中をゆったりと泳いだ。すぐそばでは、一回り小さなサクラマス2匹が寄り添う姿も見られた。

 宮城県石巻市の北上川河口から約200キロ。川岸からサケを見つけた住民らは「今年は例年より1週間以上早い遡上だ」と驚きながら、秋の使者の帰郷を喜んだ。

 同日だけで3匹見たという同市の男性(77)は「サケの遡上は、この季節の楽しみの一つでうれしい。もっといっぱい帰ってきてほしいね」とほほ笑んだ。