毎年夏に米国を訪問している友人が、お土産を買ってきてくれた。リクエストしていた「ニューヨークの紙製ストロー」。おしゃれなスーパーで100本入りを約8ドルで購入したとのこと

▼一言くぎを刺された。「使用感、良くないかも」。早速、ストローで麦茶を飲んでみた。紙だけに優しい口触り、いい感じ。だが、飲みかけのコップに入れたままにしていたら、グニャグニャになってしまった

▼最近、プラスチックごみによる生態系への影響が問題になっている。衝撃的だったのが、ウミガメの鼻にストローが突き刺さった映像。細かい粒子状になったマイクロプラスチックの人体への影響も懸念され、欧州を中心に規制の動きが本格化している

▼米国は今どうなのだろう。気になっていた。トランプ政権は環境保全に後ろ向き。それでも、スーパーではちゃんと紙製ストローを販売している。さすがニューヨーカー。このストロー、乾かして大事に使おう

▼日本はどう取り組むのか。新内閣の環境相に起用された小泉進次郎氏は「環境問題の解決は、日本が強みとする分野。環境と経済の対立ではなく、好循環を目指して海外への情報発信を強化したい」。志はいい

▼有言実行が問われる。環境保全、待ったなし。くれぐれも、時間ばかり経過し、志がふやけて折れ曲がることがないように。