国際的な日本酒コンテストの第13回インターナショナル・サケ・チャレンジ(ISC)純米吟醸の部で、釜石市小川町の酒造会社浜千鳥(新里進社長)の浜千鳥純米吟醸吟ぎんが仕込みがトロフィー(最優秀賞)を受賞した。受賞は昨年の浜千鳥大吟醸に続き2年連続。地域性を生かした高品質な酒造りが認められ、関係者は一層の奮闘を誓う。

 吟ぎんが仕込みは大槌町の大槌酒米研究会(佐々木重吾会長)が町内で栽培する酒米吟ぎんがを、酵母の「ゆうこの想い」とこうじ菌の黎明(れいめい)平泉で醸造した。全て県内の原料にこだわったオール岩手の清酒で、フルーティーな香りと程よい酸味のあるすっきりとした味わいに仕上げた。

 杜氏の奥村康太郎さん(38)は「海外の審査員にも高評価をいただき、ラグビーワールドカップ(W杯)で訪れる方々を日本酒でもてなす弾みになる。地域に根差し、自然と一つになった酒造りを発信したい」と喜んだ。