2020年東京五輪でカヌー男子カヤックフォア500メートルの代表に決まった、矢巾町出身の水本圭治選手(31)=長崎・チョープロ、不来方高-大正大=は10日、同町南矢幅の町役場を訪問し、悲願の五輪切符獲得を報告した。水本選手は同町初の五輪選手。町は水本選手の後援会を再結成し、大舞台での活躍を応援する方針だ。

 水本選手は父淳一さん(65)、母久美さん(60)と訪問。1階ホールに集まった町職員らが五輪出場を祝う横断幕を掲げ、居合わせた町民と共に大きな拍手で迎えた。

 町体育協会の村松正夫会長から花束を受け取った水本選手は、くしゃっとした笑顔で応え「地元に五輪切符を持って帰ることができて本当にうれしい。出場するからには目標は高く、メダルを目指して頑張りたい」と決意を述べた。

 高橋昌造町長は「不断の努力を積み重ね(切符を)勝ち得たのは素晴らしい。町民に夢や希望を与えていただいた。町のヒーローだ」と賛辞を贈った。