本年度第3回の県競馬組合運営協議会(会長・上田幹也県農林水産部長)は10日、盛岡市内で開かれた。第2期末(4月6日~8月12日)の発売実績は、ネット発売がけん引して総額190億8500万円(計画比12・0%増、前年度比13・1%増)となった。現状で3億円の最終黒字が見込めるため、委員からは組合に融資した構成団体への返済を促す声も出た。

 委員6人と組合事務局が出席。発売実績のうち、ネット発売額は138億500万円(計画比17・3%増、前年度比23・8%増)と伸びた。自場発売は32億2100万円(計画比2・8%増、前年度比7・4%減)、広域委託発売も20億5900万円(計画比4・0%減、前年度比8・4%減)と振るわなかった。入場者数も11万8142人(前年度比5・4%減)と微減傾向にある。

 実績に基づく年間収支は3億円の黒字を見込み、計画額の2千万円を大きく上回る。組合は県、奥州、盛岡両市の構成3団体から総額約330億円の融資を受けており、黒字が1億円を超えた場合には元金返済するルール。しかしこれまでには、返済可能な黒字が見込める場合にも、利益を緊急性の高い施設修繕などに回した結果、返済に至らない年度もあった。