岩手大と県が進めるものづくりの技術開発プロジェクトが、文部科学省の2019年度地域イノベーション・エコシステム形成プログラムに採択された。分子レベルの技術研究を進め、新たな半導体パッケージなどの製品化につなげる。助成額は5年間で約6億8千万円。

 プロジェクトは同大が研究する硫黄化合物のトリアジンチオールなどを使った分子レベルでの接着技術を、自動運転の進展が期待される自動車分野や、第5世代(5G)移動通信システムに活用。半導体パッケージの小型化や高集積化への応用を目指す。

 研究は同大の「銀河オープンラボ」や県工業技術センターを拠点に進める。県や県内の自動車、半導体関連産業とも連携し、ビジネス展開も視野に入れる。