県は8日、東北大(仙台市)が2020年度に導入する地域枠入試に、本県出身者枠2人分を創設するよう要請する方針を示した。一定期間の本県病院勤務で返還を免除する県の奨学金を貸与し、本県で勤務する同大出身医師の増加を目指す。

 盛岡市内で開いた地域医療対策協議会で示した。県によると、本県出身者を対象とした定員2人の別枠入試とする方向で要請する。

 同大へは近年、年間3人程度の出身者が入学。11年以降、本県で初期研修を行った同大卒業生109人のうち本県出身は6人と割合が低いのが実態で、奨学金の義務履行により本県での研修、勤務を促す。