奥州市胆沢の胆沢ダム管理支所(高堰政美支所長)は8日、陸前高田・高田一中2年の小野寺麻緒さんを初の一日所長に任命した。小野寺さんはダムが担う多様な役割に触れ、学びを深めた。

 防災服姿の小野寺さんは高堰支所長から説明を受けながら水位や発電、ゲートの開閉を操作する機器を見学した。巡視船でダム湖・奥州湖を巡り、のり面の補修箇所や石淵ダムが沈む地点などを確認した。

 小野寺さんは、本年度の全日本中学生水の作文コンクール(国土交通省など主催)で、東日本大震災で経験した海の怖さと避難所で感じた水の大切さをつづり、優秀賞(中央審査会特別賞)に輝いた。今回、受賞したことで一日所長に任命された。