厳しい暑さが連日続いている県内。こんな時は冷たいスイーツが欲しくなりますよね。岩手日報紙面に掲載した地元産の食材を生かしたジェラート、地域色豊かなソフトクリームなどを改めて紹介します。

 

素材生かした新名物 軽米町産業開発

軽米町の特産品などを使った軽米SEASONS

 軽米町の第三セクター町産業開発(社長・山本賢一町長)は、町産品を使ったジェラート「軽米SEASONS(シーズンズ)」を発売した。豊かな自然が生んだ農作物や加工品を使った7種の味を楽しめる。

 商品は▽さるなし▽山ぶどう▽ブルーベリー▽えごま▽いなきび▽ホップ▽白みそ―で、同社が町の委託で昨年9月から開発してきた。

 特産のサルナシや雑穀、程よい苦みが特徴のホップなど、軽米ならではの原材料を使用。素材本来の味を生かすため香料や着色料は使っていない。

 同社営業係主任の戸田沢雅人さん(52)は「多彩な香りから軽米の風土の豊かさが伝わってほしい。新しい名物として、町を訪れる人たちに味わってほしい」と呼び掛ける。

 1個税込み335~486円。同セットは同2614円。同町晴山のミル・みるハウスと同町軽米の町物産交流館で販売している。

 問い合わせは同社(0195・46・4222)へ。

(2019年4月8日岩手日報掲載)

 

 

地元の食材で手作り ジェラートハウス雪あかり(一戸・奥中山)

奥中山の生乳や果物、野菜を使うジェラートハウス雪あかり

 一戸町奥中山のジェラートハウス雪あかりは、スキー場事業などを展開する第三セクター奥中山高原(菊池正佳社長)が運営する。奥中山の生乳をベースに地元産の果物や野菜を使ったジェラートは、幅広い世代から人気を集めている。

 定番のミルクやヨーグルトなどを含む12~15種類の味を提供。冬場はユズやじゃがバターなどが登場し、春はサクラ、夏はトマト、秋はカボチャなど、四季折々の味が楽しめる。税込みシングル300円、ダブル350円。

 浜崎康子店長(62)は「地元の新鮮な材料で手作りしている、ここでしか食べられないジェラートだ」と胸を張る。

 火曜定休。午前11時~午後5時半。問い合わせは奥中山高原(0195・35・3131)へ。

(2019年1月7日岩手日報掲載)

 

 

旬の味 甘味や軽食に Nollegretto(八幡平市平舘)

シナモンロールやピザなど工夫を凝らしたメニューを提供するNollegrettoの立柳美加店長(左)

 八幡平市平舘のNollegretto(ノレグレット、立柳美加店長)はソフトクリーム(税込み400円)やジェラート、軽食を楽しめるカフェ。地元産の旬の果物や野菜などを使い、工夫を凝らしたメニューを提供する。

 看板商品のソフトクリーム、ジェラートは同市産の生乳を使用。味のバリエーションが豊富で、ジェラート(シングル300円、ダブル380円=税込み)は10種類が店頭に並ぶ。

 1月下旬からは、ソフトクリームとキャラメルソースなどを乗せたシナモンロールの提供も始めた。そのシルエットは、まるで雪をまとった岩手山のよう。温かいシナモンロールと、ひんやりとしたソフトクリームの組み合わせは絶妙だ。

 パスタ、ベーグルサンドなどの軽食も充実。卵やマッシュルーム、季節の野菜など8種類の地元食材をふんだんに使ったピザもこだわりのメニューだ。

 2016年9月に開店。夫真示(まっし)さん(48)と切り盛りする立柳さん(49)は「食を通じ八幡平の自然の豊かさを感じてほしい」と来店を呼び掛ける。

 10月末までの営業時間は午前10時~午後6時の予定。問い合わせは同店(0195・68・7776)へ。

(2019年2月4日岩手日報掲載)

 

 

酪農の里にジェラート 牧草の丘(金ケ崎・和光地区)

こくのある牛乳を用いたジェラート

 県南有数の酪農地帯、金ケ崎町西根和光(わこう)地区のアイスクリーム類製造業グラスヒル和光(矢作実社長、従業員4人)は22日、同地区の牛乳を用いたジェラートの加工販売施設「牧草の丘」をオープンした。酪農を次世代に残していこうと住民らが約3年前から構想を練った地域の拠点。同社は待望の開店に多くの来客を心待ちにする。

 ジェラートは、母牛が出産後7日目に出す、こくのある牛乳のみを使用した自慢の品。ミルクや抹茶、ブルーベリーなど計5種類の味を提供する。いずれも税込みでシングル300円、ダブル400円。

 酪農家の矢作社長(69)は「ピザなどの軽食の提供も考えている。町内外から足を運んでもらいたい」とPRする。

 営業は午前10時半~午後5時半。水曜定休。同町西根の金ケ崎温泉駒子の湯でも販売する。問い合わせは同施設(0197・34・4680)へ。

(2018年9月23日岩手日報掲載)

 

 

沿岸の郷土料理 絶妙アレンジ 釜揚げ屋、道の駅やまだ(山田)

あずきばっとうソフト。山田町の新名物を目指す

 山田町の新たな名物を目指し、ありそうでなかった組み合わせのスイーツが今春、産声を上げた。その名も「あずきばっとうソフト」。うどんとあんこを絡める郷土料理・小豆ばっとうになじみがない若い世代にも評判は上々だ。

 小豆ばっとうは主に本県沿岸部で古くから親しまれてきた味。無病息災を願ってお盆などに各戸で作って家族で食す風習があった。

 伝統の継承と、町に人を呼べるご当地メニューの開発。その両立を念頭に同町山田のうどん店釜揚げ屋(川村芳宏代表)と同町船越の道の駅やまだ(阿部達也支配人)が知恵を絞り、小豆ばっとうのアレンジにたどり着いた。

 食べやすいよう麺を細かく刻んだ特製小豆ばっとうに、きな粉と黒蜜がかかったバニラソフトクリームがのり、釜揚げ屋では山田揚げせんべいもトッピングする。若者ウケを意識したカップの中で全体を混ぜてハーモニーを楽しむのが推奨の食べ方だ。

 同店、道の駅とも1個300円(税込み)。道の駅やまだは午前10時―午後5時(フードコーナー営業時間)。問い合わせは同施設(0193・89・7025)へ。

(2019年5月24日岩手日報掲載)