大船渡署(及川雅人署長)は7日、東日本大震災から8年5カ月の月命日を前に、大船渡市赤崎町の長崎漁港周辺で震災行方不明者の捜索を行った。

 署員8人が参加。海に向かって黙とうをささげた後、大型の熊手を使って浜の砂利をかき分け捜索した。同署が長崎漁港周辺を捜索するのは2回目。今回は手がかりにつながる物の発見には至らなかった。

 参加した同署地域課の田端人徳(きよのり)巡査(23)は同市三陸町越喜来出身。震災直後、奔走する警察官の姿にあこがれ進路を固めた。田端巡査は「震災で多くの方が犠牲になった。一つでも(手がかりを)ご家族に返したい」と暑さの中で活動した。

 県のまとめによると、7月31日現在、県内の震災による死者は5143人(関連死含む)、行方不明者は1113人となっている。