国土緑化推進機構(東京都)は7日の理事会で、2022年の第73回全国植樹祭の本県開催を正式決定した。天皇、皇后両陛下が参加される三大行幸啓の一つで、本県は1974年以来2回目となる。県は8日に県実行委員会を設立する。

 正式決定を受け、県は7日、盛岡市内丸の県庁で報告会を開いた。保和衛副知事が「多様で豊かな森林や復興の姿を発信する絶好の機会だ。岩手らしい魅力ある大会にしたい」とあいさつ。旧松尾村で開催された74年の全国植樹祭を機に創設された、八幡平市松尾寄木の寄木小鼓笛隊が演奏し、横断幕が披露された。

 本県開催は、同機構の昨年8月の理事会で内定。県は準備委員会を立ち上げ今年5月に基本構想を策定し、開催候補地に陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園を選定した。全国から約6千人の参加を見込んでおり、両陛下が記念樹のお手植え、種子のお手まきを行う。日程は未定だが、通例なら5~6月ごろとなる。

 全国植樹祭は国体、全国豊かな海づくり大会と並ぶ三大行幸啓の一つ。国土緑化運動の中心行事として1950年から毎年開催している。