岩手医大(小川彰理事長)は7日、付属病院の矢巾町移転に伴う診療体制を公表した。新病院開院の9月21日に国内で前例のない400~500人規模の入院患者搬送を安全に行うため、盛岡市内丸の現病院は同19日から救急患者受け入れと緊急手術を停止し、外来は同20日を休診する。救急、外来ともに県内外の医療機関の協力を得て、影響回避に努める。

 救急の受け入れ(ドクターヘリ含む)は同19日の午前0時、緊急手術は午前8時半で停止。前もって予定を入れる手術は14日、入院は18日から停止する。

 一部の診療科はそれ以前から入院や治療、手術を制限する。

 新病院(千床)は6月に完成し、現在は診断・治療機器の搬送を進めている。9月21日に入院患者の一斉搬送を予定。外来は24日、救急と緊急手術は同日午前8時半に開始する。現病院は50床規模で外来中心の内丸メディカルセンターとして同日再始動する。

 同病院によると、停止期間は盛岡市の県立中央、盛岡赤十字、盛岡市立の各病院を中心とした県内医療機関や医師会に協力を要請。県内で受け入れが困難な場合は東北大病院(仙台市)など宮城、青森、秋田の6病院が受け入れ先となる。