岩手銀行(田口幸雄頭取)は19日から、VISA(ビザ)加盟店で使えるデビットカード(デビカ)を取り扱う。デビカは口座残高の範囲で利用でき使い込みを防ぐ利点がある半面、使える店が限られるのが難点だが、新カードはインターネット店を含めビザ加盟の国内外約4400万店に広がる。安全性と利便性を兼ね備えるとして、15歳以上(中学生は対象外)に審査なしで発行する。同行は若年層の顧客獲得につながると期待する。

 新カード「いわぎんデビットカードSakuSaku!(サクサク)」は、決済すると口座から即時、一括払いで引き落とされる。銀行口座とひも付いているため、残高以上の支払いはできない仕組み。利用額に応じたキャッシュバックがある。

 従来のデビカは国内約2万4千店、県内では約300店で利用できたが、ビザと連動することで世界中の多くの店で使えるようになる。海外の現金自動預払機(ATM)で現地通貨を引き出すこともでき、両替するより割安になる。

 同行の普通預金口座があれば同行窓口、ホームページ(https://www.iwatebank.co.jp/)から利用を申し込める。初年度年会費は無料で、2年目以降は税別千円(年齢や利用額により無料)。問い合わせは同行クレジットカードセンター(0120・120・086)へ。