本年度の盛岡市中学生広島平和友好派遣団は4日、広島に向けて出発した。同市内の中学生が、被爆体験の伝承講話や6日の平和記念式典への参加などを通して、戦争の悲惨さと平和の尊さを学ぶ。

 団員は全員3年生で、永沼遥々(はるる)さん(下橋)、広田実利(みのり)さん(上田)、山下達也さん(黒石野)、金浜瑞羽(みずは)さん(松園)、藤村美蘭(みらん)さん(見前南)、ブラネン・フェリペ・エリアス・光さん(北松園)の6人。

 市教委主催の出発式は同日朝、同市のJR盛岡駅で行われ、永沼さんが代表し「戦争を繰り返さないために何ができるかを考え、盛岡と広島の懸け橋となれるように成長して帰ってくる」と誓った。派遣事業は今年で22年目。派遣団は6日まで広島に滞在し、現地の中学生と交流するほか、同式典では、千羽鶴を献上して犠牲者を追悼する。