釜石市の50代男性が5月下旬、計100万円分の電子マネーをだまし取られる特殊詐欺の被害に遭った。

 釜石署によると、5月25日、男性のスマートフォンに「有料サイトの料金が未納」という内容のショートメールが届いた。男性がメールに記載の電話番号に連絡すると、「ハラ」と名乗る男が「有料サイト2社への料金が未納。警察の捜索が入らないようにするために第三者委員会に30万円払う必要がある」と電子ギフトカードの購入を求めた。

 男性は同日、花巻市内のコンビニで30万円分の電子ギフトカードを購入。男にプリペイド番号を伝えた。

 同26日には別の名前の男から「メールアドレスが詐欺グループに悪用された。保険で被害補償ができる」などと電子ギフトカード購入を求める電話があった。男性は3回に分けて指定された計70万円分を購入し、プリペイド番号を伝えた。

 男性は犯人側と連絡が取れなくなったことから被害に気づき、7月12日に同署に届け出た。同署は「電話やメールの内容に少しでも不安を感じたら、自分で判断せず、周囲や警察に相談してほしい」と呼び掛ける。