盛岡市制施行130周年を記念した「第1回盛岡国際俳句大会」(同実行委主催)は3、4の両日、盛岡市内で開かれ、国内外の俳句愛好家が感性を高め合った。4日は盛岡駅西通のアイーナで開かれ、178人が参加した当日投句のほか、事前投句日本語部門、同英語部門の入賞作品を表彰。国内外の俳人が講演し、来場者は石川啄木を輩出した盛岡のまちで俳句の魅力を堪能した。

 午前9時半に当日投句の受け付けを始めると、俳句愛好者が殺到。真剣な表情で十七文字に思いを込め、言葉を紡いだ。

 オープニングセレモニーには、市民ら約480人が来場。谷藤裕明市長が「俳句を通して国内外に盛岡の魅力を発信し、市民のみなさんには自分の住むまちの魅力を再発見してもらいたい」とあいさつした。

 テレビなどで活躍する俳人夏井いつきさんやカナダの俳句協会前会長で俳人テリー・アン・カーターさんが講演。当初予定の4倍以上の観覧応募があり、別室のパブリックビューイングも用意された。

 事前投句日本語部門は4歳から99歳まで幅広く応募があり、4967句が集まった。同英語部門にはカナダやブラジル、パキスタンなど52カ国から894句、当日投句は346句の応募があった。

 当日投句の大会賞は北上市上江釣子の小笠原文保さん(74)、事前投句日本語部門の大会賞は盛岡市馬場町の三浦百合子さん(88)、同英語部門の大会賞はカナダのチェン・オウ・リウさんの作品が選ばれた。