優勝候補の一角に挙げられる花咲徳栄(埼玉)の正捕手を一関・千厩中出身の菅原謙伸(3年)が担っている。プロの評価も高い逸材は2年前に埼玉県勢初の夏全国制覇を果たしたチームの守備の要として「もう一度優勝したい」と意欲を示す。

 180センチ、82キロ。二塁送球タイムが1・8秒台の強肩と冷静なリードが持ち味だ。強力打線に注目が集まる中、埼玉大会7試合を計8失点に抑えた。打撃では主に9番打者として打率2割6分1厘(23打数6安打)、7打点。ここ一番の勝負強さが光る。

 小学校時代に大船渡の佐々木朗希(3年)と対戦したことがある。再戦を望んだが、今はチームの勝利しか目に入らない。「今年の投手陣は例年より悪いと言われているが、そんなことはない。県大会でレベルアップした。攻撃はみんなに任せて捕手として全力で失点を防ぐ」と気合十分だ。

 花咲徳栄は大会第6日の第4試合でセンバツ4強の明石商(兵庫)と対戦する。