エンゼルスが完敗した中、大谷翔平(花巻東高)は逆方向への打撃で全2得点に絡んだ。六回1死一塁で左翼線への二塁打を放ち、次打者の犠飛につなげる。八回2死一塁では三塁へのゴロを内野安打として好機を広げた。

 四回の中飛もライナー性の打球で内容は悪くなかった。「ヒットを打つことだけが仕事ではない」としながらも「その場で仕事ができれば、いい1日になる」と満足感をにじませた。

 試合前の打撃練習では逆方向を意識することが多く、この日も同様だった。「常に絶対、打てることはない。良くなるところを見つけながら駄目なところは改善しながらやりたい」と言う。昨季を上回る今季24度目の複数安打で、無安打だった前日から即立て直した。

(クリーブランド共同=松下裕一)