盛岡市制施行130周年記念事業「盛岡国際俳句大会」の一環として、観光名所を巡りながら俳句を詠む「盛岡吟行ツアー」は3日、同市内で行われた。県内外から23人が参加。石川啄木(1886~1912年)を輩出した盛岡の魅力に触れながら、情趣に富む創作の世界を堪能した。

 4日開催の同大会実行委(会長・谷藤裕明盛岡市長)が主催。一行は盛岡駅を出発し、啄木新婚の家、三ツ石神社、岩山公園、上の橋、盛岡城跡公園を巡りながら同市の歴史や文化に理解を深めた。照りつける日差しの下、野鳥のさえずりや刈草の匂いなどに五感を集中させ、最高の一句を目指して構想を練った。

 岩山公園では真っ青な空に包まれた市街地を一望に収めた。一帯に響き渡るセミの鳴き声を聞きながら、メモ帳を手に風景や草木を眺め、季語や表現を厳選しながら、じっくりと創作を楽しんだ。